人は思い出にのみ嫉妬する 読了
著者は辻仁成さん
永遠には勝てない!?
時の壁と言う名の呪縛と
若さ故の誤解を愛おしくも感じつつ
狂おしく苦しくも在る小説でした
薄手の文庫本を
ずっしりと包む内容に
惹き込まれます
時に 歯噛みしたくなるような
瞬間も得ました
擦れ違う情感、
衣擦れと音が響く空気の層が折り込まれたカーテンが
窓際でそっと
揺れているかのような感覚
二十年ほど前 友人に借りて読んだ本を
思い出しました
*
この小説は、
月刊誌にまず江国香織がストーリーを書き、
次の刊行時に辻仁成が続きのストーリーを掲載するという、
交互連載の形をとりながら書き上げられていった
(掲載誌は、1997年から1998年まで『月刊カドカワ』、
1998年から1999年まで『feature』)。
同じ時系列に起こる出来事を、
江國はあおいの目線で、
辻は阿形順正(あがたじゅんせい)の目線で描いている。
小説は連載が完結すると、
江國のパートは赤い装幀で「Rosso(ロッソ)」、
辻のパートは青い装幀で「Blu(ブリュ)」というネーミングが冠され、
別々の単行本としてセット発売された。
この小説は、当時50万部を超えるベストセラーとなった。
*
私が読んだのは
江国さんバージョンでした
いや、二冊 借りたのだろうか
ハードカバーだった記憶があります
交換小説の発想って興味深い
そう思い ネット連載をした
合作小説もありました
(未完成ですが)
なんて内容を打ち込んでいたら
マイミクさんからメッセージが☆
私の返歌ならぬ変句(!?)の方は
以下のものです
*
華咲きて
パリリ天婦羅
コゴミの眼
安らぎを経て
笑顔 生み出す
*
コゴミの群生地を
間近で見たことはありませんが
摘んだ直後の柔らかさも
また愛し
大好きな天婦羅にすると
「私、キレイでしょう?」
とでも言うかの如く
笑顔の花も咲くことです
伝えられるならば
「どんな姿でも キレイだよ」
と
はにかんで 見るでしょうか
*
即興戯言です☆交換川柳チックに。
詩誌「みゅう」では メンバーの皆さんと
こんな風に言葉遊びもしていますヨ
・・・っと 「おしゃべりすずこ」を
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