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2016年3月11日 (金)

誤念

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本日の札幌は昼間に粉雪が見えた模様
仕事上がりに御飯を食べながら会話していました

一緒に働いている女性による震災体験談
神戸、釧路時の状況を聞きながら思い出したのは

夫が体験した阪神大震災と
父が仕事で駆け付けた
釧路沖地震の体験談でした

去年の今頃までは
3.11を迎える気持ちは
東北の震災一色でした

去年の寒気は岩手に大雪を降らせました
一年前の今日と明日が大雪だったのです

二日間に渡る雪掻きをしている途中に
父が脳出血で倒れたことが
命を奪う一因となりましたので

今年からは今日と言う日は
父が元気で暮らした
最期の一日でもあります

先日 札幌に来ていた母と
話していました

震災から五年
本当にあっと言う間だね

人は必ず死ぬけれども
その理由が

病気であれ 震災であれ
遺族にとっては

その人が居ない
と言う事実は
同じなんだよね

それだけは
変わらない

呟くように 寂しげに語る母の老いを
また一つ 感じた夜でした

大きな哀しみを抱えた画面を見詰めると
色々な思いが甦ります

今日は流石に どの地域でも
画面に映るのは
震災特集だったと思われますが
普段は違います

故郷では そんな画面が
普通に流れている
そう 母は言います

父は何時も
ご飯時でも 録画番組でも

涙を流しながら
眺める日々だったそうで

夜は酒とともに
暮れて行った様子

父にとっては 眺めるべき存在だった
母にとっては 眺めたくない存在だった

と言うのも 辛い話を見聞きしながら
ご飯を食べる気がしないからだ、と。

生きているからには きちんと食べて
出来るだけ健康で存えるべきだと思うが

毎日のように そんな映像と共に
食事をしなければならない状況は辛い

気の毒すぎて 食事が喉を通らないから
食事内容が粗末になってしまう
それでは いけないと思うのだ、と。

私の場合は こうして紡ぐ日々ですので
どのような内容を書くか
ふと考えてしまう瞬間が多いです

例えばこんな日に 重い内容ではなく
思い切り馬鹿げた日常を書いてみたら
気が晴れるだろうか

痛みを抱える誰かの
腫物に触るようなこと

それは出来ないから
ブログ更新は控えるべきだろうか

だけど翌日になって
いつもと同じように
おちゃらけた内容を書けば
結局 一緒なのではないか

一瞬の偽善なのか
何が正解かではないけれど

出来ることをしたいと言いながら
一体 何をして来れたのだろうか

そんな気持ちが頭を擡げるけれど
結局は 指の赴くままに
紡いで来た気がしています

それで私は良いのだ、と
何処かで 言い訳にも似た
後ろめたさを持つ夜も越えて
又 朝が来る

そんな瞬間に 思い出すのは
人間 死んだ数の方が
圧倒的に多いのだ

例えば
「今日は○○の日だから」と
言葉を控えたら
何も紡げなくなってしまう

誰かが哀しむ日には
誰かが喜ぶものなのだ

では 紡がない人は
思い出していないと言えるのか

紡いでいる人間は
心からの言葉だと言えるのか

そんな 自問自答を 重ねる日
今日は 私にとって そんな一日です

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今日の写真は 一年前の
岩手つなぎ温泉病院より

四月中旬の岩手山は
電柱に挟まれて ちょっと狭そう?
雲海のように見える景色は好きですね

蕗の薹、フキノトウ、
バッケと呼んでいた頃が懐かしい

芝の坂 緑の時期に滑り落ちたら
楽しそうにも思える斜面

病室からの景色は限られます
私達は院内行脚して
こんな景色を探します

だけど患者本人は 動けないと
そうも行かないよねえ
意識障害があれば 猶更に。

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