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2016年2月27日 (土)

終わらざる夏 読了

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みゅうメンバー「あおば」からの「本の旅」
今回のんは 厚手ハードカバー 二冊組!

浅田次郎さんの作品は
名前だけ知っているものがありましたが
読んだのは初めてでした

まず本のタイトルを見た瞬間に
何故だか見覚えがあったので

この作品は映画になったのかな、と思いつつ
読み始めました

新聞の切り抜きは
下巻の最初に挟んでいただいてましたので
読まぬまま 上巻を読了

厚い本でした
熱い本でした

上下巻の色合い、
上巻は青、下巻が赤なのも
何だか意味のあるような気がします

戦争の物語だ、ということだけは
教えてもらっていましたが

元々 先入観ナシで読みたいことが
多い私なので

今回も説明を読まずに 
いきなり内容に入りました

何とも言えぬ
親近感と寂寥感と躍動感と

そして後ろから追い駆けて来る 
やるせなさを振り払いながら
少しずつ読みました

地元の言葉と
現在住んでいる地域の物語で

私が読むならば今しかないでしょう、
と思いつつ。

鬼熊軍曹は
崇め奉られながらも人情味に厚く

北の大地に来た後で 訪ねてきた軍人達に
勲章の意味、真実を聞かせて叫ぶシーンでは
身震いがしました

下巻に入り、読み始める前に 
漸く新聞記事を読んだのですが

その前までは 
これは真実なのか物語なのか、

半々の気持ちを持ちながら
読み進めていました

記事によって
最終部分の予測は
粗方出来てしまいましたが

それでも読みたくない、いや読みたい、
という気持ちが
半分ずつの感覚のまま
読了しました

戦のシーンは少な目で
人間味溢れる記述が多いので、

舞台設定が違えば 
ほのぼのと読むことが出来たでしょう、

いや、
何処かアンバランスな感覚でしたけれども、

半分は白昼夢のような気持ちも抱きながら
読みました

一人一人が自分の意見を、本心を
曝け出すことも叶わなかった時代、

女学生だった級長のキクが 
最後に下した初めての決断、
その後の結末、

自分で考えることを放棄せざるを得ないことと、
考えることを面倒がって流されることと
どちらも幸せとは言えませんね

隠れ蓑が何もない大地で 
最後に顔を突き合わせた人間と人間の関係性、
その偶然は

物語だからこそ
描かれた部分かも知れませんが

気付かざるとも 似たようなことは
生きていれば あるのでしょう

遥か昔とも言えぬ時代から繋いで来た 
この命

自分一人きりでは
次の命には繋げませんが

せめて出来ることを考える日々にすること
それこそが終わらざる夏なのかなあと
思いました

物も情報も食料も気持ちも言葉も
氾濫する時代です

捨てることを厭わない、命をも軽視するような
フィルターをかけた自分には
なりたくないな

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